エンタメ通訳日記 2

(株)ミーム・コミュニケーションズの通訳チームが日々奮闘! エンタティメント業界の通訳・翻訳の雑記帳です。

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これからの“感じ”-を探りに行こう

東京都現代美術館では、明日(2011.10.29)から、「建築、アートがつくりだす新しい環境―これからの“感じ”」と銘打った展示会が始まります。
東京は、日本は、これからどんな表情を世界に向けて見せて行ってくれるのでしょう?
さまざまな建築家やアーティストたちが、ユニークな持論を繰り広げてくれる「展示会」になるのではないかと、私はなんとなく予想しています。ワクワクです

東京大学名誉教授であり、京都駅や札幌ドームの建築で知られる原広司先生が、この展示会のために語り降ろしたレクチャーを、アーティストでプロデューサーのローランド・ハーゲンバーグ氏が映像作品にまとめ上げました。それが会場内の大型画面で、繰り返し上映される予定です。
私は、レクチャーの英訳、展示用ラベルの日本語訳でお手伝いさせていただきましたが、原先生の哲学と、そこからつながって行く未来像に触れる体験は、感動の連続でありました。

先生のレクチャーを、まるで青空教室に集まった子どもたちのように、一生懸命聞いているのが、西沢立衛、槻橋修、妹島和世といったそうそうたるメンバーであるという点も、見所のひとつかと思います。

MOT

3月に大きな地震があって、そのあとも世界のどこを見渡しても、なんだか元気がなくなるようなニュースが多くて...というのが大方の空気、のような感じがしていたのですが、いや、ちょっと待てよ-と、ここ半年の自分の仕事の内容を振り返ると、なんだか、世界でいちばん夢を持っていて、考えることを絶対に止めなくって、力を出して前進し続けているのって、日本が一番、そういう環境にあるのではないかって、思っています。

通訳・翻訳の仕事は、出島の茶店の女将のようなもので(茶店があったがどうかは知りませんが)、日本に入ってこようとするもの、日本から発信しようとするものの往来が目の前で繰り広げられるので、自分はその道のエキスパートでなくても、エキスパートな人たちの言葉を直に浴びてしまう立場です。それが、いろんな分野にわたります。
で、女将が思うには、日本はすべての面で世界のトップになって久しいのだけれど、日本人というのは、絶対に努力を止めない人たちなんですね。
そんな日本人を、あらゆる外国人は頼りにしています。もう、これは絶対そう。おんぶに抱っこなんです。
だから、「英語ができないからダメなんだ」とかなんとかよく聞きますけど、私は全然そんなふうには思いません(勉強さぼっていいってことじゃないですよ!)。
皆さん、英語できなくないですし、「いやいや全然ダメで」って言ってるわりにはちゃんとどうにかなってます。
むしろ、日本特有のモノリンガルさが(それを装うことが)、最後の砦としてこの国を守ってくれてるんじゃないかと感じてしまうこともあるほどです。

いいんじゃないでしょうか? 日本が提案する未来。見に行ってみましょう。
芸術の秋は、美術館へGOですよ!


なりたいのは建築家―24 ARCHITECTS IN JAPANなりたいのは建築家―24 ARCHITECTS IN JAPAN
(2011/06)
ローランド ハーゲンバーグ

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最近は「マルチメディアアーティスト」という肩書きをつけられることが多い、ローランド・ハーゲンバーグ。彼の鋭い感性が、日本にフォーカスされていることは、日本にとってとても幸運なこと。

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